親から子など、家・土地・不動産の名義変更
亡くなった親の家や土地を、「親から子」や「父から母」に名義変更するのはどうやればいいの?
そこで『a life magazine』編集部では、不動産の名義変更にかかる費用、税金、手続きについてまとめてみました。
また、不動産の名義変更で、最初にやっておくべきことも紹介します。
特に、住む予定がない家を相続したり、自分の老後が気になる方には、役立つはずです。
住まいと暮らしのマガジン
編集部からのご挨拶
『a life magazine』は、不動産・相続・名義変更などの情報をお届けする専門マガジンです。
みなさまの「住まい」と「財産管理」のお役に立てれば、幸いです。
a life magazine編集部
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家・土地の名義変更の費用は?
家・マンション・土地の名義変更の費用は、おもに3つの費用がかかります。
- 登録免許税
- 必要書類の費用
- 司法書士の費用
登録免許税
登録免許税を計算するためには、名義変更する不動産の評価額を調べる必要があります。
その不動産の評価額に、次の税率を掛けて算出します。
相続:不動産の評価額×0.004%
贈与:不動産の評価額×0.02%
おおよその目安がわかればいいと思いますので、不動産の評価額が500万円~1億円とした場合の登録免許税を記載しておきます。
不動産の評価額 | 相続 | 贈与 |
---|---|---|
500万円 | 2万円 | 10万円 |
1,000万円 | 4万円 | 20万円 |
2,000万円 | 8万円 | 40万円 |
3,000万円 | 12万円 | 60万円 |
5,000万円 | 20万円 | 100万円 |
8,000万円 | 32万円 | 160万円 |
1億円 | 40万円 | 200万円 |
不動産の正確な評価額を知りたい方は、自分で調べるか、不動産会社に相談してみてください。
必要書類の費用
名義変更には、証明書が必要となりますので、役所でかかる手数料をまとめました。
戸籍謄本 | 1通 450円 |
---|---|
除籍謄本 | 1通 750円 |
改製原戸籍 | 1通 750円 |
戸籍の附票 | 1通 300円 |
住民票 | 1通 300円 |
印鑑証明書 | 1通 300円 |
固定資産評価証明書 | 1通 300円 |
登記簿謄本 | 1通 600円 |
一般的には、お住まいの住所の役所で取得できますが、戸籍関係の資料は、本籍地でしか取得できませんので注意してください。
司法書士の費用・流れ
一般的な相場ですが、司法書士の費用は10万円~15万円ほどです。
名義変更の手続きの流れは、下記のとおりです。
司法書士に任せれば、1ヶ月くらいで名義変更の手続きが完了します。
あなた自身で名義変更をすることも可能ですが、複雑な書類の作成や交渉もありますので、司法書士に依頼するのがおすすめです。
その際、不動産に詳しくない司法書士に依頼すると、費用が高かったり段取りが悪かったりしますので、不動産会社に紹介してもらうとスムーズです。
家・土地の名義変更は、はじめに価値を調べてから!
家・マンション・土地の名義変更をする場合、次の2つの理由から、最初に価値を調べることをおすすめします。
- 税金を払えないリスク
- 高く売却できる可能性
税金を払えないリスクがある
不動産の名義変更は、誰から誰にどのようなタイミングで名義変更するかによって、贈与税や相続税など、想像以上の税金がかかってしまう可能性があります。
親から子への贈与、父が死亡して、母へ相続など、だれにどのように名義変更をするかによっても、かかる税金が違うため、注意が必要です。
現金で支払えない額の納税が発生して、慌てて不動産を安値で売却することにならないよう、まずは家の価値と税金について調べておくのが安心です。
高く売却できる可能性がある
日本の低金利政策や、円安などの状況を受けて、不動産価格は2013年から上昇を続け、「不動産バブル」といわれる状況が続いています。
引用:引用:国土交通省 不動産価格指数より
ですが、長く続いてきた低金利政策も転換が噂され、不動産バブル崩壊の可能性も現実化してきました。
さらに、高齢化で空き家が大量に放出されているのに対して、購入者層である若者が減っている人口問題も、地方を中心に不動産価格が暴落していく要因といわれています。
もしかしたら、いまは不動産を高く売る最後のチャンスかもしれません。
住む予定のない家を相続した方は、家を残しておいても毎年の固定資産税や、維持の手間がかかるだけですので、すぐに売るほうが得策といえます。
このように、不動産の名義変更をするタイミングは、査定をしてみる絶好のタイミングといえます。
といわれても、不動産会社はどこに相談したらいいか、わからないですよね。
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誰も住む予定がない家なら、早めに売らないと損する
「まだ、亡くなったばかりだし、家や土地のことは、落ち着いてから考えよう…」
そう思っていた方は、ちょっと待ってください!
誰も住まない家を、3年放置すると…
確かに、相続した家を、すぐに査定したり、売却することに、抵抗感があるかもしれません。
ですが、誰も住まずに空き家にしておくのはデメリットばかり。
逆に、対処すれば、たくさんのメリットがあります。
- ムダな固定資産税を、払い続ける
- 放置していると、固定資産税が6倍に
- 家の資産価値は、毎年下がっていく
- 草取り、植木の手入れ、家の換気など維持の手間とコスト
- 治安、ゴミ、野良猫、害虫、汚臭、倒壊など、近隣トラブルのもと
固定資産税は、想像以上のムダ出費です。
たとえば、評価額1,000万の土地だったとしても、かかる固定資産税は年間14万円ほど。
これを月に換算すると、毎月12,000円も、垂れ流し続けていく計算になります。
▲ あっという間に荒れて、試算価値も急激に下がる…
逆に、早期に売却すれば、固定資産税を払わなくて済むだけではありません。
3年以内に売却すれば、「3,000万円の特別控除」を使えるようになり、譲渡所得課税をゼロにすることもできます。
※ 詳しい適応条件は、不動産会社に確認してください
このように住む予定のない家を放置しておくのは、ムダ以外の何ものでもありません。
ちなみに不動産は、すぐに売れるものではありません。
売却まで、数年かかる場合もありますので、特別控除の期限3年のために、とりあえず不動産会社に相談・査定だけでもしておくべきです。
▲ 不動産は、すぐに売れない。3年の期限もすぐ…
ここで、さきほど紹介したSUUMO売却を使えば、複数の不動産会社が競ってくれるので、もっとも高い査定額の会社をみつけられます。
高く売りたい人におすすめのシステムです!
SUUMO売却を使ってみる (※約60秒で完了!)
売却まで、どれくらいかかりそうか期間の目安なども聞けます。
空き家にするかどうか迷っている方も、ぜひ、利用してみてください。
SUUMO(スーモ)って、本当に大丈夫? 運営会社について
不動産という、資産価値の高い大切なものを任せるサービスですので、SUUMOについてもうすこし書いておきます。
SUUMO売却は、東証プライム市場に上場している株式会社リクルートホールディングスが運営するサービスです。
運営会社 | ㈱リクルートホールディングス |
---|---|
上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場
証券コード:6098 |
資本金 | 400億円(2019年6月20日より) |
代表取締役社長 兼CEO | 出木場 久征 |
株式会社リクルートは、SUUMOのほかにも、さまざまなサービスを提供しています。
あなたも、聞いたことがあるかもしれませんね。
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このようにSUUMO売却は、上場企業が展開するサービスなので、安心して利用することができるのも特徴です。
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